先週の日経平均株価は、為替がじりじりと円高に動くなかで、一時的に3万8000円を下回る場面もありましたが、終値では底堅い値動きとなりました。
ニッセイ基礎研究所 井出真吾氏
「3万8000円が心理的な節目と意識されて、下回ったところでは、割安感が出て投資家も買いやすくなった」
今週から、株価が上昇しやすいとされる「師走相場」に入りますが、今年は不確定な要因が多いため、注意が必要だといいます。
井出氏
「アメリカの経済指標もしくは金融政策。トランプ氏もしくは周辺の要人から、ポイントになるような発言が出るか。103万円の壁がもし大きく引き上がるなら、国内の消費への期待感から株価上昇につながるかもしれない。逆に、それが日銀の利上げ観測につながって、円高という形で株価にはマイナスに働く可能性も」
(「グッド!モーニング」2024年12月2日放送分より)
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