日経平均1502円安 日本株「一人負け」【知っておきたい!】【グッド!モーニング】(2025年4月1日)

 自動車だけでなく半導体関連株なども値下がりし、全面安となった先月31日の日経平均株価。終値は先週末より1502円安い3万5617円でした。

 トランプ関税への警戒感から、アメリカの株式市場で主要な株価指数がそろって急落した影響が直撃しました。

マネックス証券 広木隆氏
「先週末のアメリカで発表された経済指標から、アメリカの経済は消費が減速している一方、インフレの懸念が再び高まっているということが明らかになりました。いわゆるスタグフレーションの懸念が高まったことで、アメリカ株が大幅安になりました」

 今年最大の下げ幅を記録した日本の株価。年初来でも、日本株はドイツや中国と比べて大きく下げていて「一人負け」の状況です。その要因は…。

広木氏
「アメリカもヨーロッパも中国も、国のリーダーがかなり大胆な政策を推し進めている。(日本は)海外が行っている政策に比べて、いかにも小粒で見劣りする。金融政策でも、世界が金融緩和に進んでいるなか、日銀だけが金融を引き締めている。これでは日本株のパフォーマンスが振るわないのも無理ない」

(「グッド!モーニング」2025年4月1日放送分より)
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